今回は、瓜が2種類入っての旬食材メニューで、お送りしております。

苦瓜(ゴーヤ)は、NHK朝のドラマ「ちゅらさん」からブームに火が付いたとも言われてますが、今は八百屋だけでなく、この暑い日差しを遮る日除けとしてもよく見掛ける、お馴染の野菜ですよね。(^∇^)
本名は、「ツルレイシ」
yjimage (4)原産地インドを中心とした東南アジアで、もろもろ見ていると何でも、中国を経て江戸の頃に日本に伝来、沖縄や南九州に普及したとのこと。
ちなみに「ゴーヤ」は、沖縄での呼び名だとか。
炒めるも良し、塩もみにして和えるもよし。
このHPの健康アドバイザー、林先生曰く、ぬか漬けにしても美味との事です。

苦瓜とも呼ばれるくらい、苦みのある野菜ですが、「苦みの原因は、中のワタにある」そうで、苦いのが苦手な方は、この部分をスプーンなどで、よくよくこそげてやるとキレイに取れて、苦みも減ります。(〃∇〃)
沖縄では、夏負け防止によく食べられて来た食材なのだそうで、今年の夏はぜひぜひ、お世話になりたい野菜ですよね。

ところで、今回の旬食材ですが、基を辿れば「瓜」ですよね。

宮村さんの瓜この食材は、古くから日本に伝わって来たモノのようです。
・・・例えば、古事記や万葉集、日本書紀にもその名を見掛けますが、見るからに持ち運びがラク(!)なのか???
はわゆ蔵書によるとよく、進物に使われたとあります。(^_^;)

瓜は、大きく分けると、緑(又は青)に白、黄色系と三種類に分かれるそう。
特に白瓜は、奈良時代から漬け物などに利用。
・・・はわゆサン的には、瓜の漬物は馴染がないのですが、言われてみれば奈良漬にも瓜が入ってますし、糠漬けや浅漬けにも使われるのはもちろん、メロンの若いのを漬けての「メロン漬」なる商品もありますよね。(゜-゜)

野菜として食べるだけの瓜(今回の旬食材、苦瓜と冬瓜はコチラ★)もあれば。

若いウチは野菜として、熟しては果物として食べる瓜とまぁ、大まかにいえばこの2つに分かれるそう。
ちなみに、日本で古くから果物として食べられていたのは、「真桑瓜(まくわうり)」のようです。
image・・・先日のNHK大河ドラマでも、おねが子役の黒田長政に食べさせていましたよね。(^。^)y-.。o○
美濃国(現在の岐阜県南部)の真桑村(今の本巣市)でよく作られているからその名が付いたとかで、今でもマクワウリは愛知県や滋賀県の伝統野菜として扱われているそう。
ちなみに、プリンスメロンやアムスメロンなどは、真桑瓜系統との交配で産まれた瓜なんだそうです。(^_^)v

さて、それでは冬瓜はどうかと申しますと、やはり東南アジアが原産だそうで、日本には平安時代から栽培が始まったとか。

大きく育てば、10kgを超すモノもあるそうで、その硬い皮に覆われているせいか日持ちが良く、夏に収穫しても冬まで持つからという事から、「冬瓜(とうがん)」と名付けられたとか。
でも、本当に冬まで持つわけでもないそうです。(^_^;)
また冬瓜はもともと、皮の表面に白い粉をふくそうですが、昨今の品種改良で、ふかない種類も多く出てきたとか。

060314_MG_0027さて、その・・・苦瓜と冬瓜では、どのように栄養素が違うのでしょうか。
冬瓜は、全体の95%が水分(!)
そしてその皮部分にはカリウムを多く含み、もっとも高い利尿作用があるとか。
ちなみに種は、漢方では『冬瓜子(とうがし)』と呼ばれて煎じて飲んだり、痔や打ち身の外用薬としても使われるとか。
「肥満予防に、効果的なサポニン」や、「抗ガン作用のトリテルペン」を含み、むくみや血圧降下、暑い時期には身体を冷やす効果があるので、優れものです。

これに対して苦瓜は、苦み成分の「モモルデシン」は、肝機能向上、血圧抑制にも効能があります。

060314_MG_0437また、胃液の分泌を促すので食欲増進、夏バテ予防も。
やはりカリウムを多く含むので、むくみ解消にも一役買いますし、苦瓜に含まれるビタミンCは、通常なら火を通すと壊れてしまうんですが、そこをぐっとこらえてしまう根性モノ☆
炒めても、天ぷらにしても失われる事はありません。o(^▽^)o
食物繊維も豊富で言う事なしですが、冷え性の方は、身体を冷やす効果が大(!)なので、冬瓜ともども、様子を見ながら摂って下さればとの事です。

さて、太刀魚にまいりましょう。

yjimage (1)関東よりも関西で好まれている魚で、見たとおりのご面相。(-_-;)
身体が扁平で、刀に似ているから・・・とか。
はたまた、この方はちょいと変わったお方で、急ぐ時はもちろん、特になにもない時、エサを待ってる時など、頭を上にして、背びれを波打たせながら「立ち泳ぎ(!)」されるらしい。。。
ちなみに、孵化したばかりの時でも立ち泳ぎなんだそうで、そこから「立ち魚」とも呼ばれたとか。( ̄_ ̄ i)

日本では北海道南部から南に生息、回遊性の魚で南の海で越冬、春から夏にかけて北上して産卵をするとか。

大きくなると、1.5Mほどにも育ち、上の写真のように鋭い歯を持つ割には、平素は柔らかいイカやタコ、イワシなんかを常食。
22tachiuo_remini釣りをする人は、この鋭い歯ですぐに糸を切られてしまうので、針金で釣ったりもするんだそうです。( ̄_ ̄ i)

そんな・・・太刀魚さんですが、全身に纏っている銀色の表皮(「太刀箔(たちはく)」が特徴です。
これは、グアニンという高分子化合物の結晶で、これが全て剥がれると死んでしまうので、水族館での飼育が大変に難しいとか。
・・・また、このグアニンには、抗ガン化作用があるそう。
その他、その輝きを利用しての、例えばセルロイドと練り合わせて人工真珠を作ったり、はたまた銀箔紙やアイシャドゥやマニキュアなんかの原料にもなるそうです。(゜-゜)

太刀魚が身に纏う、グアニンの威力・・・。
それは、精製すれば「白血球と血小板の数を増やす」ので、急性白血病の方に効果があるとか。
また摂取すれば、リンパ腫や胃癌などにも効果がある他、外用薬としても、傷口に塗れば血止めにも使えるんだそう。
・・・ただ、臭みがあるので、食べる時にはこの膜、取り除いてしまうので、ただ食べるだけでは、摂取しての効能は、なかなかに使えないようです。

鮮度が良ければ、お刺身にしたり、昆布絞めにしてみたり。

yjimage 今回の「ねんきら」では塩焼きやホイル焼き、香味蒸しをご紹介してますが、シンプルに天ぷらでもいけるそうです。
・・・それにしても、刺身は細作りだそうですが、天ぷらは三枚におろしてですか。太刀魚の三枚おろしって、むずかしそう。。。(-_-;)

また、太刀魚の脂肪には、コレステロールや動脈硬化の予防するパワーも。
夏の太陽で傷ついた皮膚の乾燥を抑止し、艶を良くしての美容効果もあるとか。
しかも、肝炎を改善する効果まであるそうです。
・・・細く長くて、ニクイ奴。
ウロコがないので、下拵えもカンタンだし、ぶつぶつっと切って、今年の夏は楽しもうではありませんか。

苦瓜の栄養と効能

苦瓜の栄養

モモルデシン、ビタミンC、カリウム、カルシウム、マグネシウムなど

苦瓜の効能

動脈硬化予防、肝機能強化、健胃効果、血糖値低下、抗ガン化作用、疲労回復

冬瓜の栄養と効能

冬瓜の栄養

カリウム、カルシウム、ビタミンC、サポニン、トリテルペンなど

冬瓜の効能

むくみ解消、老化防止、肥満抑制、抗ガン化作用 便秘解消

太刀魚の栄養と効能

太刀魚の栄養

タンパク質、脂肪、ビタミンA、E、ニコチン酸、リン、カルシウム、鉄など

太刀魚の効能

精神安定、動脈硬化防止、肌荒れ予防、抗ガン化作用、肝臓強化