2014年、あけましておめでとうございます。(〃∇〃)

新春を迎えて初の旬食材は、「蛸(章魚とも書く)」と相成りました。
s23今年も、よろしくお願い致します。(^0_0^)
・・・さて、このタコさんです。
蛸壺で捕えるのは、みなさまご存知の通り。
まず素焼の壺に、浮きをつけて海に沈めます。
そうすると、タコが「あら、居心地がいいかしら」などと思って、ついついその壺に身を沈めた処を引き揚げるというその漁法は、なんと(!)
・・・弥生時代からあったそうで、遺跡からも蛸壺が発掘されるほど、日本人とタコさんは、長らくのお付き合いをしてきた旧知の食材のようです。

外国では「デビルフィッシュ」とも呼ばれ、嫌われているようですが、海外に負けず劣らず(?)

日本にも蛸伝説は多いようで、そしてその内容もあまり華やかなモノではないようです。(^_^;)
tako2例えば、越後の文四郎と名乗る15歳の少年5尺(つまり、1.5Mほど)の蛇を見つけ、追いかけまわしていたら、蛇は海に逃げ出し、「老曾巌」という岩にまた、蛇は何故か身を打ちつけ続け・・・。(-“-)
いつの間にやら、海水は、まっ黄色に変色(!)
文四郎がこの蛇を引き上げてみた処、タコの姿に変化していた・・・とか。(゜-゜)
また、先ほどの「老曾巌」の先には、「蛇崩れ」なる深い淵があって、ここに大ダコさんが住んでいた。
ある時に、娘が海苔採りをする為にこの淵を訪れた処、タコさん、この娘さんを(気に入ったのか? 娘が何か、悪い事をしたのか??)淵に引きずり込んで以来、娘は帰って来なかった・・・などなど★

タコを漢字で書くと「蛸」の他に「章魚」とも書くそうですが、中国では「章魚」の文字が当てられているようです。

なんでも、タコの語源説2つあるそうで、「手がたくさんあるから、手許多(テココラ)」が詰まってタコになったとか。
キンコ・ナマコなどという海鼠(コ)の類だが、手が(なにしろ8本)あるから、手海鼠(てなまこ)の意が詰まって、タコになったとも。(^▽^;)

動物学的にいえば、私達が「足」と呼んでいる部分は実は「腕」で、「頭」と呼んでいる部分は「胴体」に当たります。
tako頭足網八腕目の軟体動物で、胴体部分に内臓やエラが入っていて、本当の頭にあたる部分は腕の付け根部分。
そこに口があって、脳や目がありますが、その柔軟な身体は殆どが筋肉(!)なんだそうです。
そして何故か高い知能まで持ち合わせ、とあるタコさんはなんと(!)
保護色なんか当たり前、瓶の中身を目で確認して、その口を捻って中身を取り出したり、はたまた、人が捨てたヤシの実(割ってある★)や、持ち運びできる貝なんかを楯にして、敵と戦っては、その身を防御していたり・・・などなど。
とにかく、何だか隠し技を多く持っている存在のようです。

またオスは、腕8本がそれぞれ太さにバラツキがあるそうで、生殖時にはその1本を使って雌と交配

13.11.25 0065日本ではタコの旬はこの繁殖期に当たる、晩春~初秋にかけてだそうですが、この蛸の足先「砂ずり」と言って、一応は食べられる部位なんだそうですが、子を持つ時期に毒を持つ事があるので、今では余り食べられていないようです。
またタコの卵は、「藤の花のように長く垂れ下がること」から「海藤華(かいとうげ)」と呼ばれていたり、また飯粒に似た卵で繁殖するタコを、「飯蛸(イイダコ)」と呼びますよね。
日本には幾種類かいるようですが、「タコ」といえば、一般的にはこの「マダコ」を指すようです。

今では「醤油で炊き込んだ飯」を「さくら飯」と呼びますが、江戸の頃は「蛸飯(もちろん、醤油を使用した炊き込み飯★)」を、この名前で呼んでいました。

13.11.25 0316醤油で炊いた蛸の色が、桜のはなびらの色に似ていると感じていたようで、言われてみれば蛸の足をスライスすると、桜のはなびらの形に似ていなくもないですよね。
「桜煎(さくらいり)」も蛸の煮物ですが、上記のイメージから「桜の文字」が料理名に使われています。
また料理書に「江戸煮」なる献立がありますが、これは、タコを酒と煎じ茶で煮て、柔らかくしてから醤油で味付けした煮物の事。
同じ料理法で仕上げても、タコ以外の食材なら「江戸煮」とは呼ばないようで、タコと江戸は切っても切れない間柄だったのかも知れませんね。(^_^)v
その他、黒ゴマで和えた「蛸黒和(たこくろあえ)」や「するが煮(醤油と酢で似た煮物)」などが、料理書に載っています。

そんな・・・古くから愛されてきたタコさんですが、その栄養でトップに躍り出て来るのがタウリンです。

タウリンは魚介に多い成分で、高血圧からなる血管障害(脳卒中、心臓病)を防ぐ他に、肝機能UP!
13.11.25 0248肝臓が強くなれば、解毒効果が高まります。
また、「コレステロールが原因からなる胆石症予防」にも一役買っていますし、なにしろタウリンは視力低下、神経系機能の改善にも有効です。
そして、味覚障害を防ぐ亜鉛もたっぷり、正月から更に寒くなる(!)と噂の日本に、亜鉛さんは、血行促進効果も供えたパワフル食材(!)

・・・本来なら、生食した方がビタミンが流れ出なくて良いのですが、日本では、茹でタコが一般的な食材ですよね。 「ねんきらレシピ」で、今年の冬を、まずは1月を乗り切りましょお~。ヾ(@°▽°@)ノ

タコの栄養と効能

おもな栄養成分

DHA、アルギニン、アスパラギン酸、アラキドン酸、タンパク質、ビタミンE、B2、B12 ナイアシン、カリウム、マグネシウム、銅

おもな効能

高血圧、肝機能、疲れ目、味覚障害、血行促進